クレジットカード現金化は自分でできる?メリットとデメリットを紹介!

キャッシングやカードローンなどが使えない状態で現金が必要になった時、便利な方法として現金化という手法が取り上げられることも多くあります。
ですがそうした現金化は一般的に専門の業者に頼むものと思われていることも多いです。
そういった業者を頼らずに現金化することは可能なのか、メリット・デメリットも併せて解説します。

そもそもクレジットカード現金化とは?

まず現金化という手法の具体的な仕組みからおさらいしましょう。
クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用するというもので、その枠を使って買い物をして、その商品を売ってお金にします。

つまりやっていることは通常の商品の売買と同じ。
ただ、目的は商品ではなく現金で、現金を手に入れるために商品を購入します。
その過程を総称してクレジットカードの現金化と言うわけですね。

クレジットカード現金化業者では、この過程のほとんどを代行することで手数料をもらっています。
逆に言えば、この過程をすべて自分の手でするならば、業者の手を借りなくても現金化は可能なわけです。

自分でクレジットカード現金化をする方法は?

では具体的に自分でクレジットカードを現金化するにはどのようにするのが良いのでしょうか。
その過程は大きく分けて、購入と売却の二つに分けられます。

購入する

まずは現金にするための商品を購入します。
購入場所は選ぶ商品によっても変わりますが、探す手間や買いに行く手間を考えればネットを中心とするほうがやりやすいでしょう。

購入する商品はできるだけ高く売れる、つまり換金性の高いものがおすすめです。
例としてはギフト券・ブランド品・宝飾類・貴金属・家電製品・ゲーム機などがおすすめです。
特にギフト券などは専門の買取業者もいてシステム的にも洗練されているので、現金化もスムーズに進むでしょう。

売却する

売却は実店舗型ならばリサイクルショップ、金券ショップなどが数も多く慣れているので便利です。
またコード式のギフト券であれば買取専門のサイトがあり、ネット上のやり取りだけですべてを完結できるので、できるだけ手間を省きたいという人にもおすすめです。

また売却もできるだけ自分でしたいならば、オークションサイトやフリマアプリなどを利用する方法もあります。
こうしたサイトは値付けなども自分で行えるのがポイントです。

クレジットカード現金化を自分でするメリット

換金率を高くすることが可能

商品や業者にもよりますが、現金化業者を利用した場合、換金率は60%~80%ほどが相場です。
特別低いということはありませんが、レートの変動する幅も狭く、だいたい決まっています。
一方で自分で売買をする場合、特にフリマサイトなどを使えば自分で値付けができるので、場合によっては高く売れることもあります。
またプレミアのつく製品などは専門業者では考慮されにくいということもあります。

悪質業者に引っ掛かりにくい

現金化を扱う業者の中には、悪質なものも存在しています。
商品は渡したのに振り込みがされないというケースもありますし、また個人情報の入力は必須であるため、漏洩の心配もあります。
大手の信頼できる業者を使えば問題はありませんが、はじめのうちは見分け方がわからないことも多いので、注意が必要です。

家族にバレずにできる

現金化業者の中には商品の受け渡しが必要な場合もあります。
購入した商品が自宅に届くこともあるため、それをきっかけに家族に利用がバレてしまうかもしれません。
商品によっては自宅に届けられることは自分でやっても同じですが、購入の仕方で回避も可能なので、そうした行動の自由さは自分で現金化する上でのメリットと言えるでしょう。

クレジットカード現金化を自分でするデメリット

手間がかかる

一般的な現金化業者は、公式サイトから申し込みをするだけで、あとは指示に従っていれば銀行に現金が振り込まれます。
しかし自分でする場合、商品の購入から売却までの過程をすべて行う必要があり、さらに実店舗での売買を考えるならば移動の手間なども考えなければなりません。
そうした手間は人によっては合わないでしょう。

カード会社に知られる可能性がある

カード会社ではクレジットカードの現金化を禁止しており、もしも知られてしまえば利用停止などのペナルティを受ける可能性があります。
現金化業者ではカード会社にバレないための様々な対策が取られていますが、自分でする場合、たとえば普段は買っていないギフト券を換金性が高いからと一度に大量購入すれば、現金化を疑われてしまいます。
リスクは業者の利用よりも高いと言えるでしょう。

時間がかかる

現金化業者では即日振込、最短で30分としていることも少なくありません。
ですが自分で現金化をするならば、商品の選別から購入、受け取りの必要があるならば配送の時間。
そして売る場合でも、郵送やその手続きなど、すべてを一日で終わらせることは難しいです。
時間に余裕が必要です。

まとめ

クレジットカードの現金化は、業者に頼らず自分ですることも可能です。
その方法は換金性の高いものを購入し、それを売るだけというシンプルなもの。
高く売れる可能性もあり、詐欺に遭いにくいなどのメリットもありますが、一方で時間と手間がかかるなどのデメリットもあります。
どちらが自分に合っているか、十分に検討して現金化を考えましょう。